傷つけられるのを恐れるな
林修、通称林先生の言葉を紹介します。
傷つけられるのを恐れる現在の若者への警鐘です。私はとくに、自己実存についてのあるフレーズが響きました。私が身を通して感じたことと近かった。だからこそ、強調して紹介しています。
・傷つきたくない、けれどこのままの自分じゃ嫌だ
・自分を変えたい
こんな悩みは誰でもあると思う。
自分自身について悩める10代20代の青年達へ、ぜひ届いてほしい言葉です。
林修のメッセージ
居心地のいい仲間としか一緒にいない。ぬるま湯だ。
ぶつかり合う中で自分を磨いていけ。
そんなに君が守ろうとするほど、守るべき自分はないよ、と言いたい。
そんなに傷つけられるのが嫌なのかな?死ぬほどの失恋、何回もしろ!!
こちらの本も気になりますね。
私を創るために、私を壊せ
私も、林先生の言うことに共感できる。
「私」を固定しないほうがいいと考えているからだ。
実際に周囲を眺めていると、「私はこれが好き、嫌い」などと、自分が固まっている人が多い。10代20代でそこまで決めてしまっている人をみると、不思議に思える。
たかが、20年ほどしか生きていないのに、そこまで自分のことがわかるものなのだろうか?自分とは、そんなに変わらないものなのだろうか?「自分のことは一番自分がわかっている」と思い込もうとしているようにも見える。
私は、まだまだ自分のことが分からない。だからこそ、色々やってみたい。
それでは、もっとも「私」のことがわかる経験とはなんだろう。その一つが、自分を壊された時だと思う。死ぬほど辛い、傷つく出来事に直面した時などもそうだろう。
このスクラップ&ビルドを繰り返して、やっとおおよその「私」の形が見えてくる。これらは、あらゆる経験をしなければ見えてこない。それに、こうして自分のことがわかってくる過程こそ、生きているという感じがしないだろうか?
自分を固定しない。だからこそ、自分自身の揺るぎのないものができてくる。これは、私が尊敬する人物たちも、同様の事を言っている。
動いてみるしかない
好きなことが見つからない、自分のことが分からないと言うヒマがあったら、どんどん動いてみよう。世界との関係を積極的に作った行くのだ。
そうしなければ、自分のことなんてわかるはずはない。それら関係の結び目として、私が出来上がってくるのだから。
そのためにも、今の自分を守ろうとしてはいけない。今の自分にこだわってはいけない。
あなたは成長したい、変わりたいと望んでいるのだから。
彼の言葉をもう一度繰り返す。
そんなに君が守ろうとするほど、守るべき自分はないよ
教養とは自分がわかることだ
自分のことがどんどんわかってくる過程は、充実したものだと思う。その成長に大きく関係あるテーマとして、「教養」を重視したい。
私は、「教養=自分のことがわかること」と定義したい。膨大なインプットとアウトプットをすることで、どんどん自分自身のことがわかってくるはずだ。
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