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ゾーンの入り方 【書評・まとめ】 限界の超え方

記事の内容

 

室伏広治さんの凄さは、一般の人も耳にしているはず。

 

・自分が持っている力を極限まで引き出すにはどうするべきか

・集中力とは?

・ゾーンとは?

・身体の使い方をどう生活に活かすか

 

これらのテーマを学べる室伏浩二の本「ゾーンの入り方」を紹介したい。

 

今回の記事では、基本的な考え方や気になった箇所をまとめる。記事の内容に関心が持てた場合、ぜひ具体的なトレーニングが載っている本書を手にとって欲しい。誰でもできるように、詳しく方法が載っている。(著者の意図とはややずれる危険性があるため、ブログに方法を書くことは避けたい)

 

 

 

 

 ゾーンの入り方 室伏広治

今回紹介したい本がこれ。

 

 

呼吸法、身体知など、普段の生活における体の使い方を意識させてくれる。もちろん、健康にもつながる重要な視点だ。

 

室伏広治の考えかたの凄さも十分に学べる。

限界を超え方、が見えるはず。

 

 

 

個人的には、「呼吸法」というものにとても関心を持っている。いろいろな本から情報を集め、このブログでも紹介していきたい。

 

 

 

 

 

 

概要

 

「自分が持っている力を極限まで引き出すにはどうするべきかを追求する」

 

その答えの一つが、集中力。

 

「本気で全力を出し切ること」

 

これがめちゃめちゃ難しい。

 

人差し指を全力で伸ばす。

これも、全力を出すには、指だけではなく、全身を使わなければいけない。

 

本気で全力を出すことが実践できて初めて、集中力がつく。

今まで気付けなかったことが気づけるようになる。感じれなかったことが感じれるようになる。この状態が「ゾーン」。

 

これを繰り返すことで、自分を超える感覚がわかる。

 

室伏は、この「ゾーン」を理由することで、自分の身体の使っていない部分も使えるようにしていった。いかに、自分の全機能を覚醒させるか。そのためのトレーニングを考え、実行していった。

 

 

 

 

 

 

集中力とは何か?

 

練習の質と、集中力の関係は深い。

 

質が高めれば、面白いし、勝手に集中できる。

 

ただ繰り返すのは、脳が飽きる。「絶えず質の向上を目指す」のが大事。

 

「持久力と瞬発力のバランスを考え、質の向上をはかりパフォーマンスを発揮する力」これが集中力だと言える。

 

 

 

 

 

ゾーンとは?

 

ゾーン・・・「すごく集中しているけど、無駄な力が抜けてリラックスしている」

 

室伏は、ハンマーを磨くこと、ハンマーをより五感で感じることで、ハンマーと一体化する境地まで行けたという。

 

また、呼吸の重要性も説いている。この呼吸法こそ、我々一般人も積極的に取り入れていくべきだ。ぜひ、本を読んで詳細な方法を見て欲しい。(いい加減な説明をブログですることは避けたい)

 

また、違うジャンルに挑戦することに利点は多いという。室伏も、一時期水泳を通して、体の使い方を調整していった。

 

 

 

 

 

限界を超えてきた

 

自分が思っている限界というのは、小さな壁に過ぎない。後から振り返れば、これがよくわかる。

一度乗り越えた後は、壁を乗り越えることそのものが楽しくなった。

 

「自分はまだまだ」と思っている人には、いくらでもチャンスがある。

 

「一回超えてみたら、また次も頑張れる」これを実感するためにも、まずは一回でいいから、超えてみることが大事。

 

 

 

 

 

スポーツの究極にあるものは「楽しさ」

 

彼がたどり着いたところが、結局、スポーツすることそのものの楽しさであるという点は深い。

自分で考え、トレーニングをし、その結果が自分に返ってくることの楽しさこそ最高なものなのだろう。

 

また、彼はこう述べる。

 

まだ私は父を超えていません。父は、私という自分を超える選手を育てました。まだ私は、自分を超える人材を育てられていないのです。

 

この考え方からも、いろいろなことが学べる気がする。

本当に自分に限界を作らない人だ。

 

 

 

 

 

 

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まとめ

 

あたりまえだが、実践することがとても重要な本だ。自分の体を使って、自分を変化させていくしかない。ぜひ、本書を手にとってみてほしい。

 

 

 

 

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