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Netflix ダーク 【シーズン1ネタバレ徹底解説】 相関図あり! 各話伏線まとめ

記事の内容

今回の記事では、ネットフリックスのドラマ「ダーク」を紹介します。

 

SFタイムパラドクスが軸となるドラマなのですが、色々な人間模様と謎が見事に絡み合っています。

 

しかし!!

登場人物の関係がとにかく複雑。この複雑な関係こそ、このドラマの軸です。話が進むにつれて徐々に、この関係の仕掛けがわかっていくのが魅力になります。

 

今回の記事では、複雑な人物相関図と、各話ごとの大事そうな伏線、大まかなあらすじをまとめていきます。

 

 

 

 

 

人物相関図を見ながら、鑑賞するのがおすすめ

このドラマはとにかく登場人物の相関が複雑。

 

4つの家系がこのドラマの軸になる。

 

誰が誰で、誰と親子なのかを抑えていく必要がある。それに、1953、1986、2019年と時代を超えて描かれるので、同じ人物の子供時代、大人時代を一致させる必要がある。

 

そのために、人物相関図を眺めながらチェックすることをおすすめする。

 

写真付き相関図が作成されているので、引用する。

f:id:asc_meta:20190827165738j:plain

引用元リンクへとび、拡大して見るのがいいと思う。

リンクはこちら https://i.imgur.com/pbUIbj8.jpg

 

 

それでは、各話あらすじ、伏線をまとめていきます。(逃している伏線があったらすみません)

 

以下、ネタバレがあるので注意です!!

 

 

 

 

 

 

 

1話 秘密

 

エリックという少年が失踪してから2週間。

主人公ヨナスは、父の自殺のせいで2ヶ月も精神病院にいたよう。


頭の大きな黒いやつ

33年前の弟の件の繰り返し??

「また起きる」と繰り返すヘルゲ老人。

「11月4日午後10時13分まで開けるな」という手紙。


デジャブ

洞窟

原発

森で会った汚れた男


ニールセン家のミッケルまで失踪してしまう

男の子の死体が見つかる。しかし、ミッケルではない。

どこかに監禁されているエリックの様子が映り、1話終了。

 

 

 

 

2話 嘘

 

目のまわりが熱で焼けただれた少年の遺体。耳にも加圧された形跡がある。服装は80年代のもの。

血がついた服を洗濯するニールセン家のトロント老人。

 

ホテルへ来る汚れたおっさん。一連の事件を調べている様子。「ミッケルはいつへ?」と書き記す。

 

小屋で洞窟の地図のようなものを見つけるヨナス。

 

重力異常と時空の歪み

停電
鳥の大量死

 

ミッケルは、父ウルリッヒが青年の時代へ飛ばされていた。1986年11月5日。

 

 

 

 

3話 過去と現在

 

ミッケルが飛ばされた80年代が舞台。
羊の大量死 鼓膜が破れている。

 

過去と未来の登場人物たちが描かれる。

ある博士が例の装置を作っている。

 

 

 

 

4話 二重生活

 

2019年が舞台。

ヘルゲ老人がチクタク、、、、
「始まりは終わり。終わりは始まり。」
ノアを止めねば、と言う。

 

シャルロットがカメラの映像を入手する。ミッケルが失踪した時間帯に映っていた車のナンバーを割り出す。そこに映っていたのは、夫であるペーターの車だった。ペーターはゲイであり、シャルロットとの仲は冷え切っていた。

娘のエリザベートがノアという人物に会い、時計を託される。その時計には、「シャルロットへ」の文字が。

 

ヨナスは地図を持ち、洞窟へ向かう。
外に出て、赤い紐がかかった自転車を発見する。謎のフードの男が、ヨナスの地図に書き足す。

 

ヤシンの目の前にフードの男が現れる。

 

 

 

 

5話 真実

 

ヤシンが失踪。

 

ノア=フードの男?

 

フードの男が荷物をヨナスへ送る。その箱の中にある手紙は、ミッケル=ミハエルからのものだった!!!

 

ヨナスとマルタがいい感じになる。

バルトシュの前にノアが現れる。

 

33年周期と月・太陽周期

 

1980年代
ノアという司祭がミッケルの元に現れる。

ミッケルとハンナが出会う。

 

 

 

 

6話 世界は創られる

 

ヨナスは、地図に「印を辿れ」と書かれているのを発見する。洞窟を進んでいくと、扉がある。扉を開け進むと、二又に道が分かれている。右を選択し進むとまた扉があった。そして、出た先は1980年代だった。

 

レジーナは乳ガン検査が陽性?

 

ウルリッヒの父、トロンテは、マッツが消えた日、クラウディアと浮気していた。

 

マッツの最後の目撃者が、レジーナ。

現代で発見された遺体は、マッツ。

 

 

 

7話 岐路

 

ヘルゲが、過去のマッツ失踪に関わっていた可能性。

 

ヨナスは過去で、フードの男と再会。ミッケルを見つけるが、彼を連れ帰ればヨナスの存在が消えてしまう。彼は何もせず、現代に戻り、手紙を燃やす。

片耳の男が過去と現在で目撃されている。片耳の男が目が焼けただれた少年の遺体を片付けようとしている。

 

 

 

 

8話 因果律

 

2019年、ヘルゲ老人の後を追い、ウルリッヒはトンネルのドアへたどり着く。そこで左を選択する。

 

ワームホールは、3つの次元をつなげる。過去、現在、未来。
永遠に繰り返す宇宙。

 

1953年にて、2人の少年の遺体が発見される。目は焼け耳はつぶれ、首に1986年製のコインをぶら下げていた。

 

アグネスと息子のトロンテが引越ししてきた場面に、ウルリッヒは遭遇する。彼は、少年時代のヘルゲを殺そうとする。彼がすべての犯人だと思ったからだ。

 

53年のH・G・タンハンスにウルリッヒは会う。スマホをそこにおき忘れてしまう。

 

永劫回帰であるなら、目的は誰が決めたのか??フードの男は、1986年のタンハンスに問う。すべてが相互に依存する。ニワトリと卵の関係。

 

 

 

 

9話 すべては今

 

86年代。
レジーナとボリスが出会う。

 

片耳の男はヘルゲ?

 

86年代のクラウディアの元へ、犬のグレッツェンが洞窟から戻ってくる。

 

あの監禁部屋は、例の地下室?ヘルゲとノアが何かをしている。タイムマシンを作っていると言う。

 

ハンナは、ボリスを脅迫する。

 

レジーナが、フードの男の部屋に入ってしまう。

 

老婆のクラウディアが、53年のタンハンスの元へ、あの装置の設計図を持ってくる。

 

 

 

10話 アルファにしてオメガ

 

ミッケル失踪当日
あの地下室にペーターがいると、少年の遺体が転送されてくる。マッツの遺体だ。そして、マッツの父であるトロンテを呼ぶ。そこへ、クラウディアがやってくる。


例の装置は、ブラックホールを発生させることができる。

 

中年のヘルゲと老人のヘルゲが会話する。今日が始まりと終わりの日だ、と。老人ヘルゲは、何かを止めようとしている。

 

86年に戻ったヨナスは、ノアとヘルゲにあの地下室の部屋へと捕まる。そこで、あのフードの男と出会う。彼はヨナス自身だったのだ。このループをなんども繰り返していると男は言う。

 

全員がチェスの駒に過ぎないのだ。ノアはバルトシュに指針を示す。光と闇の対立だ、と。

 

大人ヨナスは、トンネル内で装置を使う。

装置が作動した後、子どもヘルゲは例の地下室部屋へ、青年ヨナスは未来へ飛ばされる。

 

 

(アルファにしてオメガとは、「最初であり最後である」という意味らしい)

 

 

 

 

 

わかったこと

1期の大きなネタバレとしては、

・ミッケル(2019年に失踪)=ミハエル(ヨナスの父)

・ヨナス=フードの男

 

この人物の関係が明らかになるのがメインネタバレだと思います。ここが明らかになることで、4つの家系のパラドキシカルな関係がわかってくるのです!

 

親と子、つまり、始まりと終わりという絶対的な関係が、ねじれるわけです。本来あるはずの境界がなくなる。どちらが始まりなのかわからなくなります。まさに、ニワトリと卵の関係です。

 

 

この関係がわかることで、次のようなことがわかってきました。

 

・33年周期で、時間を超えることができるトンネルが存在している。

・1953、1986、2019年の中で出来事がループしている。

・そのループの中では、運命が決まっていること。全員がチェスの駒に過ぎない。

・4つの家系の中で、それぞれが関係しあい、ループしている。過去が未来の原因にもなるし、未来が過去の原因にもなる。相互依存。ニワトリと卵。

 

 

この町の4家族だけ、時間の流れから取り残されている、と言えます。まさに、ループですね。

 

気になるのは、男女関係がドロドロしていることです。

 

男と女が子供を産む。これは通常の意味での始まり。

 

なぜループものなのに、タイトルが「ダーク」なのか??いったいなにがダークなのか?

 

男女関係のドロドロさと、ループとの関係もなにやら深い意味が隠されていそうです。

 

 

 

 

 

 

残されたたくさんの謎

 

・ノアの正体

・ノアとバルトシュの関係

・クラウディアはなぜ設計図を持っていたのか

・ノアが渡した「シャルロットへ」という時計

・ヨナスが2019年より先へ飛ばされたことの意味

・なぜ燃やしたはずの手紙は復活するのか

・大人ヨナスが装置を作動させた日が、なぜ「始まりと終わりの日」なのか

・地下室(実験室ver)はいつの時代のものか

・シャルロットの両親が不明

 

 

などなど、たくさんの謎が残されています。

 

そもそも、大人ヨナスが尋ねていたように、このループに目的はあるのでしょうか???

 

鍵を握るのは、やはりノアだと思います。

 

シーズン2へ進みましょう!!!!楽しみ。

 

 

 

 

 

シーズン2のネタバレ考察は次の記事でまとめています!!

 

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