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【宮台真司】アート、芸術の定義とは? 「アートとは元に戻れなくすることだ!」

記事の内容 アートってなんだ?

 

今回の記事では、次のことに迫りたい。

 

・アート、芸術の定義ってなんなんだ?

アートと娯楽のちがいは?

・アートに触れる意味ってなんなの?

 

これらを考える、いい材料が手に入ったのでまとめてみたいと思います。ピンときた方、読んでいってみてください。

 

記事を読み終えると、とらえどころのない「芸術」というものを一歩深めて考えることができるはずです。

 

 

 

 

芸術か〜、なんとなく好きだなあ程度でしたね、私は。もう少し掘り下げてみます!

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アートの定義

 

アートの定義も時代や目的によってやや異なるものかとは思います。ネットや本でも、様々な定義・解釈がありますね。

 

今回は、社会学宮台真司氏が述べていたアートの定義を紹介したい。しっくりときました。

 

 

「アートとは、元に戻れなくすること」 

 

「価値観が変わるほどの、元に戻れなくなるほどの、深い傷をつけること」

 

 

娯楽と比べると分かりやすい。

娯楽は、元に戻るために楽しんだり、リラックスすること。

 

 

 

 

 

自分を壊されるほどの作品

 

なるほどですね。

 

この定義は、「アートを私たちがどうとらえるのか」という視点からなされている。そもそもアートの中身への厳密な定義は不可能です。だからこそ、見る側がどう思うのか、という点に集中すべきなのでしょう。

 

言い換えれば、これは批判にも聞こえます。人の心に響かない作品なんてたいしてことない、と。芸術界そのものへの警鐘的な意味も含めて出てきた考え方なのだそうです。芸術というものの歴史なんかも気になりますね。

 

芸術というものを人々はどのように捉えていたのか、時代によって定義も変わってくるはずです。

 

芸術というものの歴史とそれを取り巻く思想や批判。これら議論は、もちろん何か重要なことを私たちに教えてくれるはずです。

 

今回のこの定義、「アートとは、元に戻れなくすること」 

 

表現にまつわる本質を考えていく上で、大きなヒントになるのではないでしょうか?

 

 

 

 

表現

芸術の定義。たしかに、いい作品というのはこういうものなのかな、と思えます。ある個人の心に深く響き、残る作品。見る前と見た後では、全く違う人間になってしまうような作品。

 

これってとんでもなくすごいと思えませんか?

 

そうなると、芸術とは美術館に飾られている作品だけではない。広告、小説や映画、その他の表現だってこの定義には当てはまる。これらの表現を通して、自分を壊されるほどの経験をすることがありうるからだ。

 

だからそんな作品は、まさしくあなた自身にとって、とても価値あるものなのでしょう。そして、この価値こそが、単なるお金に換算出来ないほどの何かをもたらしてくれるはずです。だから、「芸術」とはすごいものなのです。

 

みなさんは、そんな経験をしたことがあるでしょうか?

 

芸術だけではなく、誰かの表現によって自分を壊されるような体験。自分の人生にとって、とても大きな要素になるはずです。

 

 

 

 

 

映画

 

映画についても似たような考察をしています。

 

いい映画ってなんなんだろと気になる方、オススメです。

 

映画評論家、町山智浩氏は言う。

 

「フラストレーションの発散のために映画をみろ。」
 
 「見た後、見る前では全然違う人間になれるような映画がある。」
 
今回の芸術の定義と似ている。これらが共通するのは何故なのか、考えてみるのも面白いでしょう。「人の心の成長」という視点が重要なのではないか、と思えます。
 

interaction.hatenadiary.jp

 

 

 

感染

今回の話のテーマは、人を変化させるというものです。

 

「何があなたをもっとも変えてくれるのか」というテーマにも関わるような気がします。芸術も、人を変えるほどの感染力をもつはずです。

以下の記事では、「感染」という概念について考察しています。

 

interaction.hatenadiary.jp

 

 

 

 

追記

 

本記事が誰かの自由につながったのなら、私はうれしい。