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Netflix マインドハンター シーズン2 【ネタバレ解説】 あのマンソンまで登場! さらに重くなる濃厚サスペンス

記事の内容

Netflixで配信中のドラマ「マインドハンター」。犯罪分析のために、異常な犯罪者たちの心理を分析していくドラマです。

 

シーズン2がやっと配信されましたね。期待通り、重厚な物語が進んでいきます。

 

異常心理の奥へとさらに踏み込んでいく...

 

今回の記事では、シーズン2の見どころ・感想をまとめていきます。ネタバレが含まれますので、注意です!!

 

 

 

マインドハンター あらすじ

 

f:id:asc_meta:20190823192554j:plain

1970年代後半、殺人犯の心理を研究して犯罪科学の幅を広げようとするFBI捜査官2人。研究を進めるうち、あまりにリアルな怪物に危ういほど近づいてゆく。

 

 

1期の内容は、ホールデンという行動分析官が連続殺人犯の心理を分析していくというもの。相棒のビルとともに、収監されている犯罪者たちと面会を重ねていく。

 

2期の内容は、それらの知見を実際の事件に応用していくというもの。連続児童殺害事件がテーマになる。

 

 

 

 

マインドハンターの魅力

異常犯罪者たちの魅力だろう。

 

主人公のホールデンとビルは、次々に異常な犯罪をおかした犯人たちと面会をしていく。その面会で繰り広げられる会話劇こそ、このドラマの重要で魅力的なシーンだ。

 

「なぜそんな犯罪を犯したのか」という心理を自ら吐露していく彼ら。自らの生い立ちを静かに語っているのだが、やはりどこか雰囲気がおかしい。

 

この会話劇の異様さ、雰囲気づくりこそ監督の得意なところだろう。

 

デイビットフィンチャーといえば、あの「セブン」を思い出す。セブンでも、黒幕の語りの異様さの演出が見せ場だった。

 

役者たちの演技のうまさもあって、本当の殺人者のように見える。骨の髄まで、異常な雰囲気に満ちている。この異常な彼らと普通な主人公たちの対面こそ、このドラマの最高に面白いところだ。

 

とくに異様な存在感を放っていた囚人こそ、「エド・ケンパー」だ。リンクにある実際のインタビュー映像を見てもらえればわかるが、役者の再現度が高い!!!

www.youtube.com

 

 

そして、シーズン1では、主人公ホールデンは、彼らの異様さを分析するにつれてどんどん近づいていってしまう。心理の奥を覗くために、心理的な距離がどんどん接近していくのだ。その危険さのある種の帰結が、シーズン1の結末だった。

 

 

 

 

 

シーズン2の結末

 

シーズン2では、ホールデンらはプロファイリングによって得た知識を実際の事件に応用しようとしていく。

 

そこでは、様々な障壁が立ちふさがる。

 

地方都市・FBIの権力、政治などなど。

 

まっすぐで強引とも言えるホールデンのやり方は、当然反発を招いてしまう。

 

まだまだ、「プロファイリング」の有効さが受け入れられていないのだ。そんな状況の中、シーズン2の核心を担う連続児童殺害事件に関わっていくことになる。

 

そこでも、地方の政治、人種差別問題など多くの障壁のせいでなかなか操作が進まない。思うように進まない中、ついに容疑者を絞り出す。橋の上から何かを投げ捨てる様子が観察されたのだ。

 

しかし、明確な証拠は見つからない。見つかったのは、何件かの間接的な証拠のみ。その容疑者に対しての心理分析の場面もない。

 

つまり、「明確な真相解明」という普通のドラマなら絶対に必要な部分を飛ばして、シーズン2は終わる。あんなに多くの子供たちが死んだのに、という遺族の感情と同じように、我々視聴者もすっきりしないで終わってしまう。

 

このラストのモヤモヤこそ、「犯罪心理」を扱うこのドラマが主張したいことではないだろうか?人間の心理になんて、明確な答えなんてないのだ。

 

異常心理を読み解くという主題がある一方、人の心理の混沌さ、訳の分からなさをしっかりと見せつけてくれた。

 

 

 

 

 

ビルの息子ブライアン

相棒ビルは、養子をもらっていた。男の子の名はブライアン。

 

シーズン1で見せたブライアンの様子に、不安を感じた視聴者もいたのではないか?これは、何かあるぞ、と。

 

その不安が、このシーズン2で現実になってしまう。

ブライアンと何人かの少年で、子供を死なせてしまうのだ。そして、ブライアンの指示でその死体を十字にしたというのだ。

 

この事件のせいで、ビル家族に大きな傷ができてしまう。

ブライアンは普通な子供なのか?それとも、異常犯罪者になってしまうような素質を持ってしまっているのだろうか?

 

ビルは家庭でも、仕事でも疲弊していってしまう。

 

異常犯罪者を分析する者の息子がまさかの.....という展開になってしまうのだろうか?シーズン3で明らかになるのかもしれない。

 

 

 

 

あのチャールズマンソンが登場!!!

 

 

チャールズ・ミルズ・マンソン(Charles Milles Manson、1934年11月12日[1] - 2017年11月19日)は、アメリカカルト指導者であり犯罪者。1960年代末から1970年代の初めにかけて、カリフォルニア州にて「ファミリー(マンソン・ファミリー)」の名で知られるコミューンを率いて集団生活をしていた

 

女優のシャロン・テートラビアンカ夫妻Leno and Rosemary LaBianca)ら5人の無差別殺人を、自身の信者に教唆して殺害させたことで、共謀罪を宣告された。共謀という目的の促進のため、彼の仲間の共謀者たちが犯した犯罪により、メンバーそれぞれが共謀罪として有罪となり、マンソンは連帯責任の規則で殺人罪による有罪判決を受けた

 

チャールズ・マンソン - Wikipedia

 

皆さんはこの男を知っているだろうか?実在した犯罪者であり、アメリカの歴史上かなり有名な犯罪者である。

 

ドラマの時代設定において、その時代において最も有名な異常者こそ、このチャールズマンソンだろう。シーズン1から言及があった。

 

シーズン2では、ついに彼と面会をすることになる。

 

このマンソンのキャラも良かった。よく喋る。吹き替えの声優も合っていて、不気味で陽気な雰囲気を醸し出していた。この面会シーンも、シーズン2の大きな見所だ。

 

 

 

 

あの冒頭の男の正体は??「BTK

シーズン1からちらほらと登場していた怪しいおっさん。本編に絡むことはなかった。

 

シーズン2でも、冒頭に登場するのだが、やはり本編には絡んでこない。

 

彼の正体は一体誰なのか??

 

その正体こそ、実在するシリアルキラーである、BTKと呼ばれる犯罪者だ。実在の彼が捕まったのは、2005になる。しかし、ドラマの舞台は1970年代だ。本編とBTKは、どう絡んでいくのだろう?

 

シーズン5までが予定されているようで、このドラマのラスボス的な立場になるのかもしれない。続きを待ちたい。

 

 

 

 

 

さらにこのドラマを味わいたい人には...

 

ちなみにこのドラマの原作本がこちら。

 

基本的な考え方にもっと触れることができると思う。

かなり有名な本らしい。読んでみたい!!

 

 

 

 

 

 

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遺伝子の不都合な真実 【書評】 遺伝子と私たちの社会

記事の内容

遺伝とわたしたちの関係について見直すことのできる本を紹介する。

 

行動遺伝学が専門の安藤寿康氏の本だ。

 

遺伝子に関する研究成果がどんどん出てきている現在、今を生きる私たちも「遺伝と能力」の関係について正しく知っておくべきだと思う。

 

そうすることで、より合理的な成長に役立てることができるはずだ。

 

・遺伝子とわたち

・遺伝子と社会

などのテーマについて関心がある人には、おすすめな本になる。

 

 

 

 

 

 

遺伝子の不都合な真実 安藤寿康

 

 

勉強ができるのは生まれつきなのか?仕事に成功するための適性や才能は遺伝のせいなのか?IQ、性格、学歴やお金を稼ぐ力まで、人の能力の遺伝を徹底分析。だれもがうすうす感じていながら、ことさらには認めづらい不都合な真実を、行動遺伝学の最前線から明らかにする。親から子への能力の遺伝の正体を解きながら、教育と人間の多様性を考える。

 

教育、遺伝子検査、経済など幅広い話題を扱っている。

 

内容は、タイトルのように過激なものではなく、とても冷静なものだった。科学者らしい合理的な判断で、「不都合な真実」を明らかにしてくれる。

 

 

 

 

行動遺伝学とは?

 

環境も遺伝も両方を見る。

 

一方、環境を重視するのが、環境論者。

「遺伝の影響をきちんとみすえた上で、環境との関わりを理解し、設計していくべき」
これが、行動遺伝学の基本的な態度。

 

 

行動遺伝学の3原則
・行動にはあまねく遺伝の影響がある
・共有環境の影響がほとんどみられない
・個人差の多くの部分が非共有環境から成り立っている

 

 

 

 

「遺伝」の大きな勘違い

 

遺伝を、親の特徴をそのまま受け継ぐこと、と考えるのは勘違い。

 

父親と母親の遺伝子を半分ずつ受け継ぐ。そして、それらの組み合わせは膨大にある。だから、子どものバリエーションも多様になる。


親と同じ性質を持った子どもがそのまま生まれるという先入観は捨てねばならない。むしろ、親と同じ遺伝的素質をもった子は、非常に現れにくい。古今東西一度も生まれたことのない新しい個体を生み出す仕組みが遺伝子にはある。

 

だから、逆説的に「遺伝は遺伝しない」ともいえる。

 

 

 

 

 

遺伝と教育


共有環境、つまり、生まれてからの親の育て方の影響がほとんどみられないこと。これは、学校などの教育という環境の効果に疑問を投げかける。

 

遺伝子の側から見たら、教育のあり方の方がむしろ不都合な存在なのではないか?

いくら学校でみんなが同じことを同じ時間かけて学んでも、そこには差が生じるのは自然なことなはずだ。

にもかかわらず、学校では勉強ができない子は、本人や親の努力不足のせいにされてしまう。

 

 

 

 

 

 

環境こそが遺伝子を制約している

 

不自由さの原因は遺伝の側にあるのではなく、遺伝にとって不都合な環境の方にあるのではないか?と著者は仮説を立てている。

 

今ある文化環境、社会環境に適応させることのみを目的とし、その意味での望ましい行動へ変化させるという考え方一辺倒では、私たちは環境の奴隷である。

 

環境というシステムのせいで、個体の遺伝子というシステムが制限されてしまうのは、本末転倒に見える。

 

環境の不都合な真実

・行動の意味が環境によって異なる
・行動自体が環境によって異なる
・環境の意味が一人ひとり異なる
・遺伝の意味が環境によって異なる

 

 

 

 

 

全体的な感想

当たり前なことが書かれているな、という印象。

 

これら当たり前な認識が日本には足りていない、というのが著者の考えなのだろう。

 

しかし、タイトルに「不都合な」とつけるのならば、もっと踏み込んで描いて欲しかった。つまり、科学者として科学のデータを掲示する以外の試みも欲しかった気がする。「環境こそが遺伝子を制約している」などの面白い仮説もあるのだが、それならば、その部分をさらに深掘りして欲しかった。

 

当たり前のことを、中立に主張することの難しさが根っこにはあると思う。その難しさと、読み物としての本の面白さの両立をもっと期待したかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Pythonで数学パズル 最適な関係の組み合わせ 最大独立集合問題

記事の内容

今回の記事では、基礎的な知識だけで解ける数学パズルを紹介します。

プログラミング、python初心者にとってはいい練習になるはずです。それに、アルゴリズムで問題を解くということのいい実践になります。
専門的には、最大独立集合問題と呼ばれるようです。目的の関係にあった組み合わせを求めるための考え方になります。
興味がある人は、ぜひ読んでいってください。

問題解決のPythonプログラミング 招かれざる客

「問題解決のPythonプログラミング 数学パズルで鍛えるアルゴリズム的思考」という本に載っている問題です。問題と解法をまとめさせてもらいます。

パーティーをするために、友人たちを招きたいと考えています。しかし、その友人たちの中には、互いを嫌っている場合があるのです。Alice、Bob、Eve、 Cleo、Donの5人を招待したいのですが、AliceとBob、BobとEveが互いに嫌いあっています。この「嫌い関係」を招かないように、少しでも多くの人を招待するにはどの組み合わせがいいでしょうか?それを解くプログラムを作りましょう。

今回の問題であれば、人数が少ないので、Bobを招かなければ、Alice、Eve、 Cleo、Donの4人を招待できることがわかります。ここに、「嫌い関係」はありませんよね。
しかし、コンピュータは莫大な数のものを対象とします。効率よく解けるプログラムを考えてみましょう。

方針

しらみつぶしに検索する。
・まずは、客のあらゆる組み合わせを全て列挙する
・「嫌い関係」を含む組み合わせを省く
・残った組み合わせの中で最大のものを答えとする

この方針ならば、どんな場合でも対応できそうです。

すべての組み合わせを生成する

文字列集合から、全ての組み合わせを求める方法はたくさんあります。n個の文字の組み合わせならば、組み合わせの数は2のn乗個にになる。
今回は、2進数に対応させることを考える。
[] なら 00000
[A,B] なら 11000
[B,C,D] なら 01110
このように列を2進数で表す。

def Combinations(n, guestList):
    allCombL = []
    for i in range(2**n):
        num = i
        cList = []
        for j in range(n):
            if num % 2 == 1:
                cList = [guestList[n - 1 - j ]] + cList
            num = num//2
         allCombL.append(cList)
    return allCombL

「嫌い関係」を取り除き、最大のものを選ぶ

後のステップは、全ての組み合わせの中から、「嫌い関係」を取り除くこと。

def removeBadCombinations(allCombL, dislikePairs):
    allGoodCombinations = []
    for i in allCombL:
        good = True
        for j  in dislikePairs:
            if j[0] in i and j[1] in i :
                good = False
        if good:
            allGoodCombinations.append(i)
            
    return allGoodCombinations
 

そして、最大の組み合わせを選ぶ。

def InviteDinner(guestList, dislikePairs):
    allCombL = Combinations(len(guestList), guestList)
    allGoodCombinations = removeBadCombinations(allCombL, dislikePairs)
    
    #リストならmax使った方が楽
    '''
    invite = []
    for i in allGoodCombinations:
       if len(i) > len(invite):
          invite = i
    '''
    
    invite = max(allGoodCombinations, key = len)
    print('Optimum Solution:', invite)

さらに効率よく解けないか?

このコードでは、2のn乗個の要素のリストを作ることになる。つまり、大量のメモリを消費してしまう。

リストに格納する前に、その組み合わせが適当かどうかをチェックしてしまえばいい。適当な組み合わせのみを格納する。

def InviteDinnerOptimized(guestList, dislikePairs):
    n, invite = len(guestList), []
    for i in range(2**n):
        Combination = []
        num = i
        for j in range(n):
            if (num % 2 == 1):
                Combination = [guestList[n - 1- j]] + Combination
            num = num // 2
        good = True
        for j in dislikePairs:
            if j[0] in Combination and j[1] in Combination:
                good = False
        if good:
            if len(Combination) > len(invite):
                invite = Combination
    print('Optimum Solution:', invite)
    

より詳しくは、本書へと進んでみてほしい。他にも面白い数学パズルを楽しめる。

全裸監督 【ネタバレ・感想】 黒木香の主役を食ったような存在感 Netflixの強さがわかる

記事の内容

今回の記事では、かなり話題になっているとある作品についてまとめる。

 

Netflixオリジナル作品の「全裸監督」だ。

 

日本AV界の伝説として知られる「村西とおる」の人生を描いたドラマになる。

 

AV監督である彼を描くのだから、もちろん、エロがたっぷりの内容になっている。しかし、この作品の面白さは決してエロだけではない。

色々な「熱」が詰まった強さのあるストーリーだった。

 

見所をまとめていきたい!

 

 

 

 

全裸監督 あらすじ

 

f:id:asc_meta:20190819234539j:plain

 

会社は倒産、妻に浮気され絶望のどん底にいた村西(山田孝之)はアダルトビデオに勝機を見出し仲間のトシ(満島真之介)、川田(玉山鉄二)らとともに殴り込む。一躍業界の風雲児となるが、商売敵の妨害で絶体絶命の窮地に立たされる村西たち。そこへ。厳格な母の元で本来の自分を押し込めていた女子大生の恵美(森田望智)が現れる。ふたりの運命的な出会いは、社会の常識を根底からひっくり返していくのだった―。

 

こちらの原作本を軸としたNetflixオリジナルドラマだ。

 

 

この原作本もとんでもなく面白いよう。読んでみたい。

 

 

 

 

 

熱がこもりまくった作品

 

 

「これが日本だ!!」

 

と言えるような作品に仕上がったらしい。主演の山田孝之さんがこう言っている。

www.youtube.com

 

確かに、日本が築き上げてきた「エロ」の歴史が詰まった作品だった。

日本独特の雰囲気と、「村西とおる」という特異な存在が融合している。その表現として、とてもうまくいっている作品だと思う。

 

男と女の「熱」が感じられる。

 

やはり、作り手側の熱意がすごいからだろう。

 

そして、山田孝之のコピーがすごい。村西監督独特の喋り方に違和感がないのだ。

 

とくに、よかったのがあの「駅弁」シーン。山田孝之の真骨頂が観れると思う。

 

 

 

 

 

村西とおるに感染

 

村西監督本人が、もちろん面白い。

 

そんな彼の生の言葉も、もちろん最高に力強いものだ。歴戦を超えてきた風格がとんでもない。

 

ぜひ、生の彼の存在を感じてみてほしい。人を感染させる力がある人物だと思う。

www.youtube.com

 

 

ちなみに、「感染」という概念についてはこちらで考えている。

interaction.hatenadiary.jp

 

 

 

 

 

黒木香の主役を食う存在感

 

黒木香を演じる森田望智の演技がものごい。

 

ダークナイト」にて、主役を飲むようなジョーカーを演じたヒースレジャーのようだ。

 

とにかく姿勢がよく、色気が漂っている。抑えていた大きな願望が実現化していくにつれ、彼女の存在が覚醒する。この過程を、見事に演じきっている。

 

実際に腋毛を生やし、絡みの演技をする。AV女優でもない彼女がここまで体当たりで演技をするとは....役者の覚悟を感じる。

 

 

黒木香本人の映像を見ると、再現度の高さがわかる。 

www.youtube.com

喋り方から何まで、完全再現な演技だった。

 

「私自身、今お仕事をさせて頂いているというよりかは、日々、哲学をいたしておりますのです。」

 

 

などなど、彼女という存在の特異さが光る。

 

 

 

Netflixに完全敗北

ここまで、役者たちを本気にさせる要因とはなんだったのだろうか?

 

それは、作り手側の本気だと思う。作り手が一丸となって、「作りたいものを作る」を行動に移している。これは、現在の日本のドラマの現場ではなかなかできないことなのではないか?

 

日本の場合は、様々なしがらみが多い。つまり、作り手が表現したいことが、たくさんの要因によって邪魔されてしまうのだ。そこで作成される作品は、だから、無難なものになってしまう。それでは、やはり人の心には響かない。日本のテレビで放送されるドラマの視聴率は下がるばかりなのも、当然の帰結だと思う。

 

一方、この「全裸監督」のような作品は、まさに作り手の願望がストレートに表現されている。人の心にもちろん、届くだろう。

 

こうした、Netflixというプラットフォームで日本のクリエイターが好きに作品を作ってくれるのはとても喜ばしい。しかし、現状の日本のしがらみの多さには、絶望を感じてしまう。一線で活躍するクリエイター陣の方々は、どのように感じているのだろうか。

 

いずれにせよ、Netflixの強さを思い知らされた。

 

 

 

 

ピエール瀧も出演

 

この事実も、日本の映画、ドラマ界じゃありえないことだろう。日本村の奇妙なルールを超えている。

 

どんどん、既存の日本村ルールが壊れていくのを感じる。壊さなければ、真の資本主義競争の中で生き残ることは不可能だろう。

 

世界を股にかけた競争の中で、Netflixは勝ち上がってきた。そこに、日本の既得権益に守られてきたコンテンツ作りでは、やはり勝てないのではないか?

 

 

 

 本当の競争社会、資本主義については次の記事に書いている。

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【Gacktガクト名言】 本気で行動せよ! あなたは本気になったことはあるか?

記事の内容

 

今回の記事では、最高にかっこいい男、ガクトさんの名言を紹介したい。

 

自分の価値観をがっちりと貫き、その通りに生き抜いている様は、ほんとうに凄いと感じる。

 

人として素直に尊敬できる。

 

今回は、「本気になる」ということについての彼の考え方を紹介する。

 

私なりに深掘りして考えている。よかったら読んでみてほしい。

 

 

 

 

 

ガクト名言 本気になれ!!

 

www.youtube.com

 

ガクトさんがいい声で力説してくれている。

まとめよう。

 

 

本気で動け。

本気で行動したからこそ、結果が出てくる。

 

自分で動き、その結果を受け止める。その結果は、どれだけ本気になったかで変わる。

本気で出てきた結果は、自分の人生に大きな意味になる。

 

どれだけ他人からバカにされようが、少なくとも自分だけは本気になれ。

人生で本気になったことがない人も多いはずだ。

 

 

 

 

 

 

本気になるってなんなんだ!!

 

「本気になる」

 

もっと深掘りしてみよう。

 

この本気になるという言葉、子供の頃からよく聞かされていると思う。努力信仰的な要素で、使われることが多いだろうか?

 

しかし、よくよく考えてみると「本気になる」とはどういうことなのだろう?

 

みんな厳密な意味も考えず、この言葉を使っているように見える。つまり、ふわふわとしたまま、「本気になれ!」と言っているのだ。

 

しかし、その「本気」の結果、大きな変化があっただろうか?もちろん人によるだろうが、大きく成長できた人もいれば、なんだか腑に落ちない人もいるだろう。

 

「本気になる意味かー、わからないな」と感じる人は、むしろ多いのではないか??だから、ガクトさんもわざわざ、本気になることの意味を説いているのだ。

 

私もこれまで生きてきて、このように感じることが多かった。だからこそ、「本気になるとはどういうことなのか」をもう一度考えてみたい。

 

 

 

 

 

本気とは、これまでの自分を更新すること

 

 

「本気とは、これまでの自分を更新することだ」

「本気になるとは、自分の限界までやり抜くことだ」

 

こう、私は定義したい。

(もちろん、各々自由に定義していけばいいと思う。一つの考え方として聞いてもらいたい)

 

それでは、限界までやり抜くとはどういうことか?

 

それは、これまでの自分からハミ出るということだ。

 

「こんなにこれまで頑張ったことないな」という感覚が重要だ。

 

私たちが普段やっていることは、過去の自分が作り出した習慣の繰り返しである。よって、全然頑張らなくてもいいのだ。(いちいち頑張っていたら疲れてしまう)

 

しかし、これでは自分に大きな変化はない。自分という枠が広がらない。

 

自分を広げるには、ある意味で自分を壊す必要がある。

 

そしてもちろん、壊すためには力がいる!!!

その力は、本気にならないと出てこないのだ!!!

 

 

本気になって、自分の枠から飛び出ること。これによって、成長し、新しい自分を知る。これは、自分の認識が広げる。新しい世界が見えるようになる。

 

ガクトさんがいうように、自分の人生に大きな意味をもたらすはずだ。

 

 

 

 

「これまでの自分を更新する」ことに関連して、私は「教養」を重要視している。なぜなら、教養とは自分がわかることだと、私は定義したいからだ。

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なぜ本気になれないのか?

 

「あなたは本気になったことがあるか?」

 

私自身にも言い聞かせたい言葉でもある。本気になるのは、難しい。

 

なぜ人は本気になれないのだろうか?

 

「本気になるとは、自分の限界までやり抜くことだ」

 

この文脈で考えるとわかりやすい。

 

人間の脳は、そもそも変化を恐れるようにできている。「これまで安全に生きてきたのだから、これからもそう生きよう」という戦略を取ってきたからだ。だから、新しいことをしようとすると不安を感じる。

 

これまでの自分の外側に行くのが怖いのが、人間なのだ。なぜならば、自分を守るのが無意識は働きだからだ。

 

本気になるとは、自分にとって未知の状態になることでもあり、そこではコントロールが効かなくなる。本能が恐れるのはもっともなことだろう。

 

人間は、もともと本気を出すのをセーブするようにできているのだろう。

 

 

 

 

 

まとめ

 

自分を成長させたい、こう感じている人は多い。

それならば、「本気でやってみる」ことの意味を、もう一度自分で実感してみるべきだ。

 

ガクトさんの言動、振る舞いはとても参考になると思う。

 

 

 

最近出たガクトさんの著書も気になっている!!!

また記事にできたら、と思う。

 

 (画像クリックでAmazonへ飛べます)

 

 

 

 

 

 

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【ドラマ The Boys】 ネタバレ感想 シーズン2が待ちきれない! 超ブラック18禁ヒーロードラマ!

記事の内容

 

アマゾンプライムオリジナル作品として、2019年7月26日に配信開始されるや否や話題になったのが今回紹介する「The Boys」です。

 

さっそく、視聴してきたので、今回は見所をまとめたいと思います。

 

内容は、現実的でブラックで18禁なドラマでした…

 

明るく人気なヒーロー映画が気に食わない人ほど、はまってしまうのではないでしょうか?

 

早くも、シーズン2も決定しているとのことで、待ちきれません。ぜひチェックしてみてください。

 

 

 

 

舞台設定、あらすじ

 

f:id:asc_meta:20190814173021j:plain

 

 

ヒーローが活躍し、それが産業になっている社会を描く。
そこでは、7人のヒーローたちがトップに君臨している。セブンと呼ばれる彼らをまとめるのは、ヴォートという会社。

 

このヴォート社は、社会のあらゆるビジネスに絡んでいる。広告など、あらゆるビジネスにヒーローの人気と知名度を利用しているのだ。

 

そんなヒーローの活躍の裏には、ヒーローの腐敗があった。つまり、彼らヒーローの行いによって傷ついた人たちが存在している。

 

ヒーローに因縁のある奴らが集まり、ヒーローの腐敗、ヴォート社の悪を打とうとする。

彼らこそ、「The Boys」だ。

 

 

 

 

 

これぞ、リアルなヒーロー映画

 

人気のヒーロー映画が子供向けであるならば、こちらは大人向けヒーロー映画。

 

このドラマをみれば、一部のX-menシリーズなどの社会派と呼ばれるヒーロー映画ですら、子供向けに感じてしまう。

 

徹底的に現実を描くからだ。

大人の世界の象徴を描いている。金、性、暴力、権力、腐敗。

 

とくに、ヤバイのが性描写。全裸男の股間にモザイクや、性行為中に頭が吹っ飛んだりする。グロさとエロさが、ちょうどいいスパイスになる。まるで、ヒーローたちの腐敗度を視覚化しているようだ。

 

権力を持てば、必ずそれは腐敗する。ヒーローたちという強力な権力を手に入れたヴォート社も、腐敗が進んでいる。会社としても、個人としても。そんな大きな腐敗に、ヒーローたちも呑まれている。元からクズなやつ、ビジネスに巻き込まれ希望を失っていくやつ。


私たちの現実は腐っている。このドラマが腐っているのはそのせいだ。

 

私たちの現実は腐っているから、「理想」を込めたヒーロー映画ができた。ポヤポヤと理想なヒーロー映画が流行りまくっている現在、まさに、このようなリアルヒーロー像が望まれているものだろう。瞬く間に人気が出たのがわかる。

 

 

 

 

 

ヒーローという人間たち

 

ヒーローは、特殊な力を持った人間である。
つまり、あくまでも人間なのだ。

 

人間である限り、人間の集団が作り出す社会の論理に巻き込まれることになる。その社会に認められていることが、ヒーローの定義にもなるからだ。そして、その社会の論理がどんなに理不尽なものなのかは、現実で生きる私たちはよく知っているはずだ。

 

ヒーローは、人間だからヒーローになる。しかし、そこが彼らの限界だ。
この限界とはすなわち、人間の限界である。

 

そして、その限界たる腐った部分をこのドラマを描いてくれる。

それに立ち向かう一般人たち、The Boysたちの姿こそ、社会そのものへの鬱憤を晴らしてくれるものなはずだ。

 

 

 

 

 

ヒーロー個人を描く

 

ヒーローという虚像を現実のレベルで描くのがいい。

 

つまり、私たち一般人を同じように生きているのだ。そこにあるのは、良い面も悪い面もある普通な人間に過ぎない。ヒーロー産業が根付いている、普通な人間社会を描くのだ。この各ヒーローたちの描き方がいい。

 

 

実験室で育ち、母の愛を求める子供のようなスーパーマン(みたいなやつ)。

薬に溺れる高速移動男。

海の生き物たちを助けようとするが、ことごとく失敗するアクアマン(みたいなやつ)。

女子トイレの覗きばかりしている透明人間。

 

 

これらスーパーヒーローの設定も、ヒーロー映画で有名なもののパロディのようで皮肉たっぷり。キャラが個性的で、みんなどこか壊れている。そのせいで、一般人に犠牲者が出るのだ。


それが伝わってくるのは第1話からそう。


主人公ヒューイの彼女の体が、ヒーローのせいで木っ端微塵になってしまうのだ。この瞬間の映像は、予告編でも使われている。
まず第1話から衝撃的。いったいどうなっていくドラマなのか気になってしまう!!

 

 

 

 

気になった方は、ぜひみてみてほしい!!

アマゾンプライムビデオで視聴できる。

無料体験の期間もある。

 

 

 

 

 

原作本も気になっています。読んでみたい!ドラマはシーズン2の内容はどうなっていくのだろうか...

 

 

コスチュームを着たヒーローが空を飛び、マスクをつけたヴィジランテ(自警団)たちが夜を徘徊する世界では、
彼らがヤリすぎないよう誰かが見張っていなければならない。
なぜならスーパーヒーローの中には、必ずしも“正義の味方”とは言えないような、やっかいな連中も存在するからだ。
そこで登場したのが「ザ・ボーイズ」だ。
ある意味、地上で最も危険な能力を持つスーパーヒーローに対抗するため、
CIAが招集したのは、やっぱり危険でクレイジー、一筋縄ではいかないやっかいなヤツらだった。
ビリー・ブッチャー、ウィー・ヒューイ、マザーズ・ミルク、フレンチマン、ザ・フィーメール、
彼らは今日も“スーパーヒーローどものご乱行”に目を光らせる!

 

 

 

 

 

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【不完全性定理 数学的体系のあゆみ】 知識なしで読める入門書

記事の内容

ゲーデル不完全性定理について、私は数冊本を読んでいる。今回は、とある一冊の内容をまとめたい。

 

不完全性定理」に興味がある人におすすめな記事になる。

 

今回紹介する本は、野崎昭弘氏の不完全性定理 数学的体系のあゆみ」だ。

 

タイトルの通り、不完全性定理の証明よりも、「数学的体系のあゆみ」についてわかりやすくまとめられている。

 

不完全性定理だけではなく、数学一般についてきになる人はぜひ読んでみてほしい。興味さえあれば、高校生でも読めると思う!!!

 

 

 

まずはこちらの記事を

個人的に、「不完全性定理」については色々と気になり勉強を続けてきた。

 

私のように、不完全性定理に興味がある人はまずは次の記事を読んでみてほしい。こちらで、定理のイメージとおすすめ本を紹介している。

 

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数学的体系と超数学

「超数学」という営みの本質をもう一度確認しやすい。

 

超数学とは、「数学についての数学」だ。
数学は絶対に安全・確実と言えるのか???という動機の元、始まった。

 

超数学が誕生するまでの数学の歴史を描いている。

 

体系とはなにか?
公理系とはなにか?
モデルとはなにか?

 

これらの歴史を見ることで、改めて数学における体系の本質を確認できる。

そして、集合論、証明の形式化へと話が進み、超数学の目標・方法・土台がまとめられる。

 

不完全性定理の証明」ではなく、「数学的体系のあゆみ」から不完全性定理を読み解く。これが、本書の特徴だ。

 

だから、
不完全性定理の誤解しやすいところ
・なぜ誤解してしまうのか
不完全性定理の用語のイメージ

 

などの点がよりわかりやすい。なぜならば、それら日常には馴染みのない概念の土台をまずは整理してくれるからだ。それが、超数学についての整理である。

 

よって、超数学と今相手にしている形式的体系との距離をイメージしやすくなる。この境界線の混乱が、初学者が不完全性定理の理解を困難にしていると思う。

 

 

続いて、本書のうちから何点かまとめる。これは、私の個人的なメモなので、不完全性定理の証明に触れたことがない人にとっては、意味不明だと思う。ほとんどの人には、あまり役に立たない記事になってしまう。ごめんなさい。

 

 

 

 

 

たくさんある「完全」の意味

 

完全性定理のイメージから始まる。

 

数学的体系は、論理公理系と数学的公理系に推論規則を合わせたイメージだ。

 

超数学は、無矛盾性や完全性の分析を基礎から始めたい。そこで、

「論理公理系と推論規則からなる論理体系」に注目する。

 

論理体系の完全性により、

「恒真文である」ことと「証明できる」が同値になる。


さらに、一般化できる。

すべてのモデルで正しい論理式は、証明できる


これを、ゲーデル不完全性定理の完全性と区別するために、内容的な完全性と呼んでいる。

 

 

 

 

何が不完全?

 

一方、ゲーデル不完全性定理の方の完全性の意味はこうだ。


形式的完全性
任意の閉じた論理式Pについて、Pそれ自身か、その否定-Pかのどちらかが、必ず証明できる。

 

 

また、Zが無矛盾であれば、「Gは証明できない」と解釈できる文Gは、事実証明できないのだから、たしかにある解釈のもとで正しい。

 

Zが無矛盾ならば、正しいのに証明できない論理式がある

 

「正しい」という内容的な表現は、避けるべきだったはず。しかし、ここでは、「ある解釈の元もとで」という限定がついているのでおっけー。

 

 

 

 

 

第二不完全性定理

 

「Zが無矛盾であること」ことを表現している論理式を、Zの中で書いてみせることができる。

そしてそれは、体系Zが無矛盾のとき、体系Zの中では証明できない。


しかし、これは直接、有限の立場において無矛盾性の証明は絶対できない、と言っているわけではない。

 

わかるのは、

有限の立場であろうとなかろうと、体系Zの中では表現できないような論法を使わないと、Zの無矛盾性の証明はできない、こと。

 

定理から次のように導ける。

 

Zがもし無矛盾ならば、Zの不完全性をZの中で証明することはできない

 

有限の立場とはもともと、形式的体系について議論するための、「体系外の立場」であって、最初から形式的体系の枠外にはみ出ている部分がある。

 

つまり、数学の正しさを、数学的な問題として取り上げようという「超数学」までトドメを刺されたわけではない。

 

 

 

 

より詳しくは、ぜひ本書を読んでみてほしい。

興味さえあれば、高校生でも読めると思う!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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